『ヘヴン』

『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ監督が、故キェシロフスキ監督の脚本を映画化した話題作をご紹介します。

【あらすじ】
舞台はトリノ。英語教師フィリッパは、夫を死に追いやった麻薬密売人に復讐しようと彼のオフィスに爆弾を仕掛けた。しかし、逮捕されたフィリッパは、尋問室で、罪のない人たちが犠牲になり、密売人は生きていることを知らされ、愕然とする。彼女の尋問に立ち会っていた若き憲兵フィリッポは、正義感溢れるフィリッパに惹かれていき、やがて2人は脱走をはかる。

【感想】
逃げる2人の姿を、カメラが静かに追っていきます。ひとつひとつのシーンが大変美しく、また背景に流れる音楽も工夫されていて、目が釘付けになりました。特に大げさなアクションも、派手な演出もない逃亡シーンが続くのですが、じわじわと緊張感が伝わってきます。

美しいイタリアの町を背景に、フィリッパの勇気と、フィリッポの純粋な愛が描き出されていて、静かな感動が広がる映画でした。



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  • TheInternational (2009)

    Excerpt: ハズと一緒にCliveOwen(クライブ・オーウェン)主演の新作映画『TheInternational』を観た。この映画は、クライブ・オーウェンが出ていなくて、監督もTomTykwerでなければ、はっ.. Weblog: 犬連れ国際結婚 racked: 2009-03-14 03:42