『レイダース 失われた魔宮と最後の王国』2008/ドイツ他/97分

ドイツのテレビ映画をレンタルして観ました。おバカ系のコメディです。
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【あらすじ】
 ケルンの大聖堂が崩壊の危機に直面していた。
崩壊の原因は、支柱に埋め込まれていた巨大ダイヤ「マラクンダ」が盗まれたことにあった。司教は、市の建設局長から大聖堂の取り壊しを求められていたが、偶然にも学者のセバスチャンがアフリカに「マラクンダ」があることを突き止めた。
大聖堂の危機を救うため、セバスチャンはダイヤを探しにアフリカへと飛び立った。

 だが、巨大ダイヤの情報は他の怪しい連中にも伝わっていた。

 セバスチャンの情報を盗み、一儲けをたくらむマラは、手下の女ルツィアをアフリカに向かわせた。セバスチャンの案内役に成り済ましダイヤを盗むようにとルツィアに命じ、自らも現地に飛んだ。
 マラから巨大ダイヤを売ってやるとの話を持ちかけられたインドの宝石王は、自分の手でダイヤを手に入れようと、息子イグブールをアフリカに派遣した。
 さらに、アフリカで銀行強盗に失敗したマヌケな二人組の男たちと、彼らに同行することになった男の三人もダイヤを狙っていた。
 さらにさらに、ケルンでセバスチャンの話を聞いた太っちょ男ペンスケも、ダイヤを手に入れて自分の運営する施設の資金にしようとアフリカへ向かった。

 かくして、セバスチャンの他、四組のグループがアフリカで「マラクンダ」を求めて東奔西走することとなる。
果たして、巨大ダイヤは誰の手に……?


【感想】
 この作品は、「アラーム・フォー・コブラ11」でおなじみのドイツの放送局RTLで2008年1月に放送されたテレビ映画です。

 邦題から分かるとおり、映画「インディージョーンズ」を模したシチュエーションがたくさん出てきます。
巨大な球(大聖堂の一部)がケルンの細い路地を転がり人々が逃げ惑う場面や、人骨が転がる洞窟に入り込む場面などがありましたし、音楽もインディージョーンズのテーマ曲と似ています。(ドイツのWiki情報によると、ヒッチコックやカールマイの作品をパロディー化した場面もあるようです。)

 ブラックユーモアあり、お色気シーンあり、お下劣シーンあり、迫力ないアクションシーンあり、中途半端なラブストーリーありのドタバタコメディー映画で、ナンセンスで本当にアホくさいストーリーです。(徹底的にアホらしい内容にするところが、ドイツ的かも。)

 ドイツ本国では人気映画だったみたいで、ドイツの某サイトには「めちゃくちゃ笑った」という感想が書いてありました。ドイツで活躍するコメディアンとかが結構出演しているようなので、彼らが出てくるだけで笑える、という部分もあるみたいです。その辺の事情が分からない私には、大笑いできるような場面はそんなにはなかったのですが、でも楽しめました。

 ちなみに、GSG-9に出ていた悪役の人たちが、何人かこの映画にも出ていました。特に、インパクトが強かったのがマラ役のKaty Karrenbauerです。大柄で濃厚な顔立ちの彼女が、車でアフリカの大地を疾走し、ライオンに惚れられたり、妙な男と関係したりしながら、執念深くダイヤを追う姿は迫力&アホらしさ満点でした。


原題「African Race Der verrückte Jagd nach dem Marakunda」
監督:Axel Sand
脚本:
Günter Knarr
Philipp Weinges
出演:
Jan Sosniok
Mirja Boes
Dirk Bach
Ruth Moschne
Katy Karrenbauer 「GSG-9」
Lars Niedereichholz
Ande Werner
Ottfried Fischer
Paul Panzer
Volker ”Zack” Michalowski
Eralb Uzun
Herbert Feuerstein
Mike Krüger
Karl Dall
Jaymes Butler 「GSG-9」

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